このitdr.techのウェブサイトはお名前.comのレンタルサーバーで運用していました。

しかしこの度、Amazon Lightsailに移行し爆速になりましたので、参考とした記事や注意点について紹介させて頂きます。

というのも、最安のプランのレンタルサーバーだったのですが、ページ読み込みに数秒~十数秒かかっていた為です。

使用しているAvadaというテーマが重いという可能性もありますが、Lightsailに移行した途端、爆速で表示されるようになりました。

今では1秒もかかりません。これが $3.5 。。。安すぎませんか、アマゾンさん。

まず、今回の移行ではなるべくオペレータがコードを直接弄ったりしなくても良いように、多くの人に利用されている移行用のプラグイン「All in One WP Migration」を使用することにしました。

AWSのマニュアルではXMLのExport/Importで移行できると説明がありますが、実際に試したところImport時にエラー頻発で断念したという背景もあります。

さて、以下手順が実際に移行した際のものです。

  1. Amazon Lightsailで移行先サイトを構築
  2. 移行元サイト(レンタルサーバー)のWordpress上で「All in One WP Migration」をインストールし、バックアップを取得。
  3. 移行先のAmazon Lightsailの「All in One WP Migration」にて、取得したバックアップをアップロード。
    • このとき、多くの場合アップロード上限を超えてしまうので、上限の拡張が必須。
  4. Amazon Lightsailへ独自ドメインの設定(ドメインはお名前.com管理)
  5. Amazon Lightsail上でHTTPSを有効化

たったこれだけです。それぞれの手順についても、参考記事を読みながら進めるだけで簡単に行えるでしょう。

手順1.Amazon Lightsailで移行先サイトを構築

Amazon Lightsailの構築については以下を参考にしました。

https://lightsail.aws.amazon.com/ls/docs/ja_jp/articles/migrate-your-wordpress-blog-to-amazon-lightsail

但し、itdr.techの環境においては、XMLのインポート時にエラー頻発したので、XMLではなく「All in One WP Migration」を使うことにしました。(手順2~3)

手順2~3.「All in One WP Migration」を使ったWordpressのお引越し

移行先のAmazon LightsailではAll in One WP Migrationが標準で付属しています。

移行元にインストールされていない場合は、インストールしておきましょう。

どちらも最新版にアップデートし、バージョンを一致させるように注意しましょう。

手順4.Amazon Lightsailへ独自ドメインの設定(ドメインはお名前.com管理)

こちらのサイトが非常にわかりやすく説明してくださっています。

https://flytech.work/blog/17116/

手順5.Amazon Lightsail上でHTTPSを有効化

Amazon公式の通りにすれば問題ありませんでした。

https://lightsail.aws.amazon.com/ls/docs/ja_jp/articles/amazon-lightsail-enabling-https-on-wordpress#https-wordpress-enable

以上です。

Amazon Lightsailでの運用に支障がないようであれば、残りの運用サイトも順次移行していく予定です。

その際、幾つかサブドメインで運用しているサイトに関しては、Amazon Lightsail 構築時に選択可能なWordpress Multisiteを使って纏めて行こうと予定しています。

それでは、また。